〇報(bào)道官になるには試験を受ける必要があるのか
報(bào)道官の多くが、豊富な海外駐在経験がある。うち18人は、駐在大使を務(wù)めた。しかし、陳氏は、「大使の経歴は、報(bào)道官になるための絶対必要條件をいう訳ではない。駐在大使を務(wù)めたことがないケースもあり、報(bào)道官のポストを務(wù)めた後に駐在大使に任命されるケースもある」と話した。
報(bào)道官のうち、男性が多數(shù)を占めているが、これまでに、5人の女性(李金華氏、范慧娟氏、章啓月氏、姜瑜氏、華春瑩氏)が就任した。報(bào)道官を擔(dān)當(dāng)する期間は人によってさまざまで、短ければ1年、長(zhǎng)い場(chǎng)合は、現(xiàn)在の劉建超?外交部部長(zhǎng)補(bǔ)佐のように、報(bào)道官を7年間務(wù)めた例もある?,F(xiàn)在の禮賓局の秦剛?局長(zhǎng)は、2期の任期で報(bào)道官を務(wù)めた。
同一任期において、報(bào)道官チームは、報(bào)道局の局長(zhǎng)1人と副局長(zhǎng)2人で構(gòu)成される。陳氏によると、より優(yōu)秀な人材を抜擢するため、外交部は數(shù)年前から、報(bào)道官のポストを希望する者に対して選抜テスト制度を?qū)毪筏皮い毪趣い?。?bào)道官のポストに空きが出た場(chǎng)合、通知を発表し、公開(kāi)選考という形をとる。華春瑩氏は、この制度で報(bào)道官の職に就いた。彼女はそれまで、歐洲局參事官を擔(dān)當(dāng)していたが、選抜テストに合格し、報(bào)道局副局長(zhǎng)となった。
〇報(bào)道官の務(wù)めを終えると何をするのか?
陳氏は、「報(bào)道官を擔(dān)當(dāng)すると、本人の思考能力、突発的事態(tài)への対応処理能力が鍛えられ大きく向上するため、その後の外交活動(dòng)の強(qiáng)い武器となる」と指摘。公開(kāi)資料を詳しく調(diào)べたところ、報(bào)道官の多くが、報(bào)道官を退いたのち、外交部など各機(jī)関の上級(jí)職、さらには黨?國(guó)家の指導(dǎo)者に出世している。たとえば、章啓月氏は、報(bào)道官を務(wù)めた後、駐ベルギー?駐インドネシア大使を歴任後、現(xiàn)在は、駐ニューヨーク総領(lǐng)事のポストに就いている。銭其琛氏は報(bào)道官の後、外交部部長(zhǎng)(外相)、中央政治局委員、國(guó)務(wù)院副総理を歴任、李肇星氏は外交部部長(zhǎng)を務(wù)めた。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年6月16日
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