中國商務(wù)部（省）の沈丹陽報道官は18日に定例記者會見を開き、2015年5月の対外貿(mào)易狀況を発表した。5月の輸出入額は前年同期比（以下同）9.7％減の1兆9700億元（1元は約20円）だった。中國経済網(wǎng)が伝えた。

稅関の統(tǒng)計データによると、5月の輸出額は2.8％減の１兆1700億元、輸入額は18.1％減の8000億元、貿(mào)易黒字は65％増の3668億元。ドル建てで計算すると、5月の全國輸出入総額は9.3％減の3220億ドル。そのうち輸出額は2.5％減の1908億ドル、輸入額は17.6％減の1313億ドル、貿(mào)易黒字は64.2％増の595億ドル。

沈報道官は、5月の対外貿(mào)易の特徴として、以下の６點を挙げた。

（１）輸出額の低下幅が引き続き縮小し、輸入が低迷を続けた。

（２）対米國の輸出額が著しく増加、EUなどからの輸入額が大幅に低下した。

（３）一般貿(mào)易の輸出が低下から上昇に転じ、加工貿(mào)易が引き続き低下した。

（４）機械?電気製品の輸出の伸びが全體を上回った。輸出入の商品の価格の低下幅が拡大した。

（５）中部?西部地域の輸出入の伸びが全國を上回った。東部都市の一部は輸出が増加に転じた。

（６）民間企業(yè)の輸出が伸び始めたが、國有企業(yè)と外資系企業(yè)の輸出が低迷を続けている。（編集JZ）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年6月30日