空港からホテルまでの交通機(jī)関は、電車(chē)を利用した。南海線(xiàn)からJR線(xiàn)に乗り換え、さらにもう1回乗り換えてようやくホテルに到著したが、全く疲れは感じなかった。昇降用エレベーターはほぼ全ての駅にあり、常に扉は開(kāi)いていた。上海の多くの地下鉄駅のエレベーターのように、まずボタンなどを押して係員が來(lái)るのを待ち、やっと乗り込めるのとは違う。時(shí)間とエネルギーの節(jié)約になるひとつの好例だ。

日本語(yǔ)が分からない外國(guó)人観光客にとって、電車(chē)の切符を買(mǎi)うのはある意味「チャレンジ」だ。大阪の地下鉄路線(xiàn)は非常に多く、現(xiàn)地の人でさえも、正しく切符を買(mǎi)うのは難しい。もし切符を買(mǎi)い間違えた時(shí)は？そんな時(shí)には、驚くなかれ、「精算機(jī)」というハイテク製品の出番となる。

電車(chē)改札口付近に設(shè)置されたこの「小さなモンスター」は、乗客が「乗り越した」場(chǎng)合でも、「実際の利用料金より高い切符を買(mǎi)った」場(chǎng)合でも、迅速に対応してくれる。乗車(chē)時(shí)に購(gòu)入した切符を精算機(jī)に挿入すると、わずか1秒で、乗り越し料金あるいは払い過(guò)ぎた料金を提示してくれる。精算後、機(jī)械から出てくる新しい切符で出札できる。

ということは、乗客は、乗車(chē)時(shí)に最低金額の切符を買(mǎi)って乗れば、何度乗り換えても、どこまで行こうとも、下車(chē)時(shí)に精算機(jī)で精算するだけでOKだ。ややこしい計(jì)算は一切不要、まさに便利この上ない。

大阪市営地下鉄の切符のサイズは、筆者が今まで見(jiàn)た中で最も小さく、せいぜい小指2本の大きさだが、そこにはあらゆる役に立つ情報(bào)が印字されている。また、リサイクル可能な再生紙が使われている。ここからも、日本人には環(huán)境保護(hù)意識(shí)が骨の髄まで浸み込んでいることが分かり、ただ感嘆するほかない。