キャパの作品
1938年5月19日、徐州を占領(lǐng)した日本軍は、隴海線を西に向かって攻め入った。日本軍の侵攻を阻止するため、蔣介石は洪水によって敵を攻める「以水代兵」令を下し、河南省鄭州市街から北へ17キロメートル離れた黃河南岸の渡し場に位置する「花園口」の堤防を決壊させた。堤防決壊によって氾濫した黃河の水は、11の都市と約4千の村落を埋沒させ、おびただしい數(shù)の民衆(zhòng)が死傷した。この事件は、「花園口決壊」と呼ばれている。キャパは堤防決壊現(xiàn)場に赴き、カメラを使い、沈んでいく村落、水の中でもがきながら前に進(jìn)もうとする村民、絶體絶命の中にあり必死で助かろうとする人々を記録した。
1938年9月、キャパは中國を去り、ヨーロッパの戦場に渡った。そこで、従軍記者として仏ノルマンディー上陸作戦を取材?撮影、一躍有名になった。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年7月20日
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