世界水泳選手権男子100メートル自由形決勝で、中國の競泳?寧沢濤選手が47秒84のタイムで見事優(yōu)勝を果たした。これを受けて、多くの人が「寧沢濤をめぐる商標(biāo)権爭いが巻き起こるのではないか？」と、知的財産爭奪戦が誘発されることについて懸念を示した。鄭州晩報が伝えた。

その懸念は的中した。12日に調(diào)査したところ、「寧沢濤」の商標(biāo)登録申請はすでに行われていた。これは、商標(biāo)登録國際分類第25類（被服?靴?帽子類）における申請であるが、現(xiàn)時點で申請認(rèn)可はまだ降りていない。

湖南聞勝弁護(hù)士事務(wù)所の劉凱弁護(hù)士は、今回の申請について、「商標(biāo)登録の基本的條件をクリアしており、寧沢濤選手本人から異議の申し出がない限り、申請が認(rèn)可される可能性は極めて高い」と指摘した。

記者が12日、國家工商局網(wǎng)で商標(biāo)検索を行ったところ、商標(biāo)「寧沢濤」が、第25類（被服?靴?帽子類。下著?水著?柔道著?レスリングウェア?スポーツウェア?水泳パンツ?水泳帽などのアパレル用品を含む）で登録申請されていたことが確認(rèn)された。

この商標(biāo)登録の申請者は、山東省に住む個人だった。注意すべきは、申請日が2014年9月29日だったことだ。すでに1年前に商標(biāo)登録申請を行ったのは、寧選手の今回の素晴らしい成績について、申請者が十分予想した上でのことだったのだろうか？

事実はそうではなかった。寧沢濤選手に関する過去の報道を遡って調(diào)べたところ、2014年9月23日に開催された第17回アジア競技大會競泳男子50メートル自由形決勝に寧選手が出場、見事金メダルを獲得した。同月29日、この山東省青島の個人は、「寧沢濤」の3文字の商標(biāo)登録申請を行っていたのだ。

「國民のダーリン」が、どこか他所の家のダーリンになってしまうのではないか？女性ファンは焦り、慌てたかもしれない。だが、どうぞご安心を?！笇帥g濤」の商標(biāo)登録申請は、現(xiàn)時點で、まだ正式に認(rèn)められていない。