商務(wù)部(商務(wù)省)対外貿(mào)易司の責(zé)任者はこのほど、最近の人民元為替レートの変動(dòng)狀況について、「このたびの人民元の対米ドルレート基準(zhǔn)値の調(diào)整は、企業(yè)によって受ける影響が異なる。輸出を中心とする企業(yè)は相対的にみて利益を受け、輸入を中心とする企業(yè)は相対的にみて外貨両替コストが上昇し、重資産型で米ドル建て負(fù)債を多く抱える企業(yè)も一定の影響を受けることになる。中國は輸出入大國であり、加工貿(mào)易がかなりの比重を占めており、今回の人民元レートの正常な調(diào)整が対外貿(mào)易に與える影響を過剰に解釈してはならない」と述べた?!附U済日報(bào)」が伝えた。
上半期、中國の対外貿(mào)易の輸出は前年同期比0.9%増加し、世界の主要エコノミーおよび新興市場國より好調(diào)だった。世界貿(mào)易機(jī)関(WTO)のまとめた統(tǒng)計(jì)によると、1~6月の米國の輸出額は同5.2%減少し、日本は8.1%減、韓國は同5.1%減、インドは同16%減、南アフリカは同6.4%減、ブラジルは同14.7%減だった。7月には多くの國で輸出が大幅に減少したが、前年同期の異常ともいえる伸びで比較の対象となる基數(shù)が引き上げられたことの影響を除けば、なお正常な変動(dòng)の範(fàn)囲に収まった。全體としてみると、中國の輸出構(gòu)造の調(diào)整が好転する狀況は変わっておらず、中國の國際市場に占めるシェアが安定的に増加する狀況にも変化はなく、対外貿(mào)易発展の基本的側(cè)面に根本的な変化はみられないという。
同責(zé)任者は、「グローバルバリューチェーンを背景として、地域を越えた川上から川下に至る分業(yè)と産業(yè)內(nèi)の貿(mào)易活動(dòng)がいたるところで行われるようになったため、1つのエコノミーの通貨の価値の変動(dòng)とそれが輸出入に與える影響は、瞬く間にチェーン內(nèi)の他のエコノミーにも波及し、通貨安の輸出に対する牽引効果は拡散されて弱まることになる。最近の一連の主要エコノミーの通貨安の狀況をみると、輸出に対する牽引効果は通貨の低下幅をはるかに下回っていた」と述べた。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年8月17日
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