中國(guó)人民銀行(中央銀行)は19日に公式「微博」(ウェイボー)で、金融機(jī)関14カ所に対し、中期貸出制度(MLF)を通じて1100億元(約2兆1301億円)の流動(dòng)性を注入したことを明らかにした。期間は6カ月、金利は3.35%という。京華時(shí)報(bào)が伝えた。
最近、市場(chǎng)では金利が持続的に上昇し、流動(dòng)性が一時(shí)的に不足する事態(tài)が起きている。データによると、今月6日以降、銀行間取引金利が緩やかに上昇し、上海銀行間取引金利(SHIBOR)は7日物で2.45%から2.53%に上昇し、オーバーナイト物も大幅に上昇して1.75%になった。また人民銀が同日発表した報(bào)告書「7月の金融市場(chǎng)運(yùn)営狀況」によると、7月以降、銀行間貸出市場(chǎng)の月間加重平均金利は1.51%で、前月比7ベーシスポイント上昇した。
國(guó)際金融問題の専門家?趙慶明氏は、「人民銀がMLFを展開する主な理由は、人民銀が7月に外國(guó)為替資金殘高の大幅なマイナスを経験し、8月もマイナス成長(zhǎng)になることが予想されるからだ。流動(dòng)性の安定維持という點(diǎn)から考えると、他の手段で安定性を注入する必要がある」と指摘。民生証券の李奇霖?固定収益アナリストは、「MLFは預(yù)金準(zhǔn)備率引き下げに代わることはできない。預(yù)金準(zhǔn)備率引き下げを行わないのはおそらく為替相場(chǎng)からくる圧力を考えてのことだ。為替相場(chǎng)が安定すれば、準(zhǔn)備率引き下げが行われるとみられ、その時(shí)期は9月上旬と予想される」と述べた。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年8月20日
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