地域協(xié)力において、中米はアジア太平洋経済協(xié)力（APEC）を媒介に、アジア太平洋地域の自由貿(mào)易區(qū)の構(gòu)築を急いでいる。この地域の自由貿(mào)易が現(xiàn)実のものとなれば、中米経済貿(mào)易関係の向上、アジア太平洋経済の一體化の推進(jìn)、さらに世界貿(mào)易投資の自由化など、いずれの點(diǎn)でも非常に大きな役割を果たす。

アメリカは環(huán)太平洋戦略的経済連攜協(xié)定(TPP)を今まさに全力で進(jìn)めている。これと同時(shí)に、中國は「1ベルト、1ロード」（シルクロード経済ベルト、21世紀(jì)の海のシルクロード）建設(shè)を積極的に進(jìn)めており、アジアインフラ投資銀行（AIIB）など新型の地域金融協(xié)力メカニズムを提唱し、地域の全面的な経済パートナーシップ協(xié)定を推し進(jìn)めている。アジア太平洋地域の経済一體化のプロセスにおいて、中米両國は競爭関係ではなく、相補(bǔ)関係にあるのだ。

國際経済秩序の改革は、中國が一方的に利益の訴求に順応するのではなく、複數(shù)の國々の利益訴求に順応する必要があると李氏は指摘する。近年、中米経済貿(mào)易協(xié)力において、アメリカはますます國際経済秩序の面で中國に対抗するようになってきており、中國が提唱する改革をアメリカ主導(dǎo)の國際経済秩序への挑戦とみなされている。実際には、國際経済規(guī)則と秩序は経済のグローバル化の中心的內(nèi)容であり、大多數(shù)の國の利益を反映できないのであれば、それは経済のグローバル化のスムーズな発展を阻害するものとなるのだ。（編集IM）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年9月18日