中米両國の経済は事実上、高い相互補完性を持っている。米國は農(nóng)業(yè)大國?エネルギー大國であり、中國は世界最大の消費市場である。雙匯集団が71億ドルで米國の食品大手「スミスフィールド?フーズ」を買収した重要な原因の一つは、米國の畜産品の価格が低いことにあった。2013年、米國の駐中國大使がシアトルのチェリーの売り込みの手伝いを馬雲(yún)氏（アリババ創(chuàng)業(yè)者）に頼んだことがあった。チェリーはまだ樹になった未収穫の狀態(tài)だったが、アリババが予約販売を始めると、24時間で8萬の買い手が殺到し、160トンのチェリーは完売した。アップルのようなIT企業(yè)大手も、中國市場に対して高い期待を抱いている。経済グローバル化によって人々の利益は相互に融合しており、利益の拠點を見つけて自らの「比較優(yōu)位」を活用することで、中米の企業(yè)家と中米両國はともに未來を切り開くことができる。

米國は中國を必要としており、中國も米國を必要としている。ここ數(shù)十年來、中米両國が結(jié)んだ経済貿(mào)易関係のネットワークはますます緊密なものとなっている。米國はここ數(shù)年、中國への最大の投資國の一つとなっている。その進んだ技術(shù)と市場の経験には參考にすべきものが多く、中國の改革発展における難題を打ち破るものとなる。互いに第2の貿(mào)易相手である中米両國はすでに、「あなたの中には私がいて、私の中にはあなたがいる」という利益共同體を形成している。さらに重要なのは、世界最大の2つのエコノミーである中米両國が経済協(xié)力を強化すれば、両國の経済?社會の発展が推進されるだけでなく、世界経済の自信を高めることにもなるということだ。

今回の習近平主席の訪米での重要なトピックの一つは、経済?貿(mào)易面での協(xié)力である。隨行した15社の中國企業(yè)はすでに米國で206億ドルを投資しており、投資分野はインターネットや自動車、エネルギー、食糧など各分野にわたっている。こうした企業(yè)と米國ビジネス界のエリートとの交流と切磋琢磨によって、中米の経済貿(mào)易協(xié)力はより深くより広い分野へと広がっていくことになる。（編集MA） 

「人民網(wǎng)日本語版」2015年9月26日