日本の安倍晉三首相がうち出した壯大な目標(biāo)は日本社會(huì)で広く受け入れられたとはいえない。それどころか懸念を呼び起こしている?！腑h(huán)球時(shí)報(bào)」が伝えた。

日本紙「中國新聞」は25日付の記事で、國內(nèi)総生産（GDP）を600兆円に膨らませるとの目標(biāo)について、「どこまで真剣に考えた目標(biāo)なのか」と疑義を呈した。記事は、「ただ話を聞く限り、実現(xiàn)性には不安を抱く。何より昨年度の名目で490兆円だった國內(nèi)総生産（GDP）を600兆円に膨らませるとしたことだ。バブル期並みの名目3％成長が続かないと達(dá)成できない數(shù)字であり、……ここまでの成長を可能にするとは思えない」といい、新たな「三本の矢」の説明も非常にあいまいであり、「むしろ國民の不安を高めるばかりではないだろうか。というのも、現(xiàn)実には『第1ステージ』のアベノミクスが行き詰まりつつあるからだ」と指摘し、さらに「『第2ステージ』と胸を張る前に、これまでの経済政策を謙虛に検証するのが先ではないのか」としている。

「日本経済新聞」は、「財(cái)源はどこに」と問いかけ、「痛みを伴う目玉政策」がうち出されていないとした?！浮盒陇郡?本の矢』は具體策が見えない。……これまで進(jìn)めてきたような農(nóng)協(xié)改革や雇用改革のような痛みを伴う目玉政策が今回うち出されれば、市場も『企業(yè)がどう生産性を高めるのか』を描けたはずだ。來夏に參院選を控え、業(yè)界団體などの反発を招く新たな巖盤規(guī)制改革を避けるなら、成長はもちろん、株価や內(nèi)閣支持率にも跳ね返る」という。

米國のNBC放送は、安倍首相はあらためて経済に力を注ぐとし、野心に満ちたGDP目標(biāo)値と「新三本の矢」をうち出し、ここから「アベノミクス第2ステージ」の構(gòu)想がうかがえるが、問題はこれが「実現(xiàn)不可能な途方もない約束」であることだと報(bào)じた。富士通研究所シニア研究員のマルティン?シュルツさんも、「GDP600兆円の目標(biāo)を真に受ける人はほとんどにない。政治家のうわべだけの言葉に過ぎない?，F(xiàn)在の日本社會(huì)は何もかも衰退しており、この目標(biāo)を達(dá)成することは絶対に不可能だ」との見方を示す。一方、有名資産運(yùn)用會(huì)社のウィズダムツリーのイェスパー?コール最高経営責(zé)任者（CEO）は、「安倍首相は日本経済回復(fù)のために著実な基礎(chǔ)固めをしていく。安倍首相は経済が予想を下回る狀況であることはよくわかっていながら、原因を外部に求めない。このことが重要だ」と述べる。

韓國紙「亜細(xì)亜経済」は25日付報(bào)道で、「安倍首相は任期內(nèi)にアベノミクス第2ステージをうち出すとの目標(biāo)を掲げたが、財(cái)政資金の不足といった現(xiàn)実的な問題があり、首相の計(jì)畫が成功するかどうかは広く懸念を呼び起こしている。日本メディアの多くも、安倍首相の計(jì)畫は見たところ大変立派だが、実際には実現(xiàn)不可能なものだと歯に衣著せぬ物言いをする」と伝えた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年9月28日