中國中車株洲研究所が獨自に開発した「制動エネルギー回生システム」が、このほど朔黃鉄道(山西省神池県~河北省黃カ港)で実験を行った。同システムは高い省エネ効果を持つ。新華社が伝えた。
同社のエンジニアは、「分かりやすく言えば、同システムは一連の技術(shù)を通じ、これまで浪費されていたエネルギーを高圧電線に回収し、再利用する。同システムは『動く発電機』としての効果を発揮する。同システムは世界初の技術(shù)であり、世界トップレベルに達している」と説明した。
この「省エネの神器」を搭載した機関車「韶山4型」の1往復(fù)當(dāng)たり発電量は8300kWhほどで、最高で1萬1400kWhに達する。1輌當(dāng)たり、1年間で150萬元(1元は約18.96円)の電気料金を節(jié)約できる計算だ。朔黃鉄道では同機関車が153輌使用されているが、同システムがそのすべてに搭載されれば、年間2億2900萬元の電気料金を節(jié)約できる計算になる。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年10月12日
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