中國人民銀行（中央銀行）は10月30日、「中國と韓國は、両國通貨の直接取引の便利化に向けた金融協(xié)力で新たな進(jìn)展を得た。中韓両國は、中國外貨取引センターでの人民元?ウォン直接取引システムを近く構(gòu)築することで合意に達(dá)した」と発表した。京華時報が報じた。

人民銀行公式サイトによると、中韓両國は、中國外貨取引センターでの人民元?ウォン直接取引システムを近く構(gòu)築することで合意に達(dá)し、韓國政府は早急に國內(nèi)関連法の改正作業(yè)に著手する。また、両國債券市場の発展と人民元の國際化推進(jìn)に向け、中國は、中國銀行間債券市場で韓國が人民元建て債券を発行することを歓迎?支持する方針。韓國は、國內(nèi)人民元債権市場の発展のために便宜を提供し、中國は國內(nèi)機(jī)関の韓國での債券発行を後押しする。

さらに、中韓両國は、現(xiàn)在青島市だけで展開している現(xiàn)地企業(yè)による韓國の銀行からの人民元資金借入試行を山東省全體に拡大、韓國の銀行が人民元資金を効果的に管理できるよう便宜を図る。両國は、山東省で株による資金調(diào)達(dá)試行を検討しており、山東省ローカル株式市場と韓國コスダック市場との提攜を推し進(jìn)める。

このほか、中國は韓國の人民元適格海外機(jī)関投資家（RQFII）による投資枠を1200億元（約2兆3千億元）まで拡大することを決定した。リスクコントロールを前提として、登録?信託統(tǒng)治?決済機(jī)関間相互連動システムの建設(shè)などの中韓債券市場のインフラ整備を促進(jìn)する。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年11月2日