中國商用飛機(jī)有限責(zé)任公司は上海で11月2日、國産大型旅客機(jī)C919のラインオフ式を開催し、中國が獨(dú)自に大型旅客機(jī)を製造できるようになったと宣言した。これは、中國のハイエンド設(shè)備製造業(yè)が新たな高みに到達(dá)し、歴史的な飛躍を果たしたことを意味する。北京青年報(bào)が伝えた。

國産大型機(jī)プロジェクトは2006年に立ち上げられ、2009年9月に機(jī)首部分のプロトタイプ製造がスタート、このほどラインオフに至った。統(tǒng)計(jì)データによると、C919はボーイング737型機(jī)とエアバスA320型機(jī)の重要な競合機(jī)であり、すでに21社から517機(jī)の注文を受けている。業(yè)界関係者は、同プロジェクトは中國の大型機(jī)製造、およびハイエンド製造業(yè)に大きな影響を及ぼすとの見方を示している。將來的にC919の総販売量は2千機(jī)前後に達(dá)すると予想され、1兆元規(guī)模の市場が開けることになる。

C919はラインオフ後、來年上半期に初飛行を予定しているが、実際に航空路線で用いられるようになるにはまだ時(shí)間がかかるという。

このほか、民航資源網(wǎng)の情報(bào)によると、以下の7社の國內(nèi)航空會社が、計(jì)135機(jī)のC919を注文している。

中國國際航空 20機(jī)

中國東方航空 20機(jī)

中國南方航空 20機(jī)

海南航空 15機(jī)

四川航空 20機(jī)

河北航空 20機(jī)

幸福航空 20機(jī)

（編集SN）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年11月2日