國家稅務(wù)総局によると、第3回新興5カ國稅務(wù)當局局長會議が今月19日と20日にロシアのモスクワで開催され、中國からは國家稅務(wù)総局の王軍局長が出席した。5カ國（BRICS）の局長は會議コミュニケに共同で調(diào)印し、新興5カ國の稅金をめぐる?yún)f(xié)力を強化し、主要20各國?地域（G20）首脳會合や新興5カ國首脳會議（BRICSサミット）での稅金関連の成果を?qū)g行に移すとの方針を重ねてうち出した。コミュニケでは、新興5カ國の稅務(wù)當局の間で稅源侵食と利益移転（BEPS）のプロジェクトの後続の執(zhí)行狀況について情報を交換し、金融口座の稅金に関わる情報の自動交換基準の実施に向けた準備作業(yè)を推進し、発展途上國に共同で技術(shù)的支援を提供し、発展途上國の稅金の徴収能力および管理能力の向上を支援することが明確にされた。

王局長は會議で、「新興5カ國はBEPSに対応するプロジェクトを通じて、移転価格や自動情報交換などの分野での協(xié)力を強化し、國境を越えた租稅回避と企業(yè)のグレーゾーンの利益を決して容認せず、多國籍企業(yè)または高所得の個人が各國の稅制度の相違や稅金をめぐる情報の非対稱を利用して、租稅回避地（タックスヘイブン）に利益を移したり収入を隠したりして納稅義務(wù)を逃れようとする行為を共同で摘発し、稅金をめぐる各國の権利と世界の秩序を守る」ことを提起。出席した各國の代表からは積極的な反応が返ってきた。

國境を越えた租稅回避と企業(yè)のグレーゾーンの利益を決して容認しないというのは、稅金をめぐるグローバルガバナンスの重要なポイントだ。ここ數(shù)年、一連の多國籍企業(yè)が悪意に基づく稅金計畫を通じて、利益の多くを稅金がかからないか稅率の低いタックスヘイブンに移し、どこの國でも稅金を納めないグレーゾーンの利益が生み出されてきた。これは稅金の土臺を侵食するだけでなく、國際経済秩序を大幅にかき亂すことでもある。最近行われたG20首脳會合では、國境を越えた租稅回避の摘発が重要な議題となっており、世界には反租稅回避の新たな流れが起こりつつある。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年11月27日