韓國(guó)に比べると、日本に伝わったヨモギ灸はよりよく伝承されている。日本では小さな鍼灸院が點(diǎn)在している。小さな建物や小さな敷地の入口にあり、その多くは予約制である。院內(nèi)には治療を行う部屋が一間しかない場(chǎng)合もあれば、治療師が一人しかいない場(chǎng)合もある。日本の主なヨモギ灸はもぐさの塊を手でこねて、米粒のように小さな塊狀にし、直接、皮膚の上に置く。

ヨモギ灸は日本人の心に深くしみ込んでおり、同國(guó)が推進(jìn)していた経穴 (つぼ) の一つで，膝 (脛骨外上顆) より指を橫にして3本分下の位置に據(jù)える三里灸の國(guó)民普及運(yùn)動(dòng)と関係している。1920年、30年代、日本の國(guó)內(nèi)では伝染病が蔓延し、1935年には日本の結(jié)核患者數(shù)は120萬(wàn)人にも達(dá)した。當(dāng)時(shí)、日本の灸の第一人者であった原志免太郎という醫(yī)學(xué)博士は実験や研究を通して灸が結(jié)核に対して一定の効果があることを証明した。その後、政府による推進(jìn)のもと、日本の國(guó)內(nèi)では大規(guī)模な三里灸國(guó)民普及運(yùn)動(dòng)が巻き起こり、ヨモギ灸という伝統(tǒng)療法が深く浸透した。1930～40年代の日本の公衆(zhòng)浴場(chǎng)では10人中7人の背中にヨモギ灸の跡が見(jiàn)られたという。ヨモギ灸が日本人に非常に好まれていることがよくわかる。(編集JK)

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年12月7日