21日の第12期全國人民代表大會常務(wù)委員會第18回會議に上程されたテロリズム対策法草案は「テロリズム」の定義、テロ情報などの問題について一層明確にした。新華網(wǎng)が伝えた。

「テロリズム」の定義について草案は「暴力、破壊、脅迫などの手段を通じて、社會的恐慌をもたらし、公共の安全に危害を加え、人身?財産を侵害し、あるいは國家機(jī)関、國際組織を脅迫して、その政治的、イデオロギー的な目的を?qū)g現(xiàn)する主張と行為を指す」と定義。「國は宗教の教義を歪曲または他の方法で恨みを煽り立てる、差別を煽り立てる、暴力を崇め尊ぶなどのあらゆる形の過激主義に反対し、テロリズムの思想的基礎(chǔ)を取り除く」とした。

テロ情報については「いかなる組織または個人も虛偽のテロ事件情報を捏造し、広めてはならない。模倣を招きうるテロ活動実施の詳細(xì)を広めてはならない。テロ事件の殘忍な場景、非人道的な場景を公表してはならない。テロ事件の対処?処置過程において、メディアがテロ対策當(dāng)局の承認(rèn)を得て公表したもの以外、現(xiàn)場で処置に當(dāng)たる職員、人質(zhì)の身分情報および対処?処置行動の狀況を報道し、広めてはならない」としている。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年12月22日