中國の王毅外交部長（外相）は24日、シリアのムアレム副首相兼外相と北京で會談し、シリア問題の政治的解決について全面的に、踏み込んで意見交換した。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

　王部長は「現(xiàn)在シリア問題は鍵となる節(jié)目にある。安保理は2254號決議を採択し、政治的解決を求め、シリアの人々がシリアの前途を決定し、國連は調(diào)停の中心的ルートとしての役割を発揮するとの三大原則を明確にし、シリア問題の政治的解決に関する國際社會の基本的共通認識として、シリア問題の政治的解決に新たな原動力を與えた」と指摘。

　「現(xiàn)在、シリアの人道情勢は厳しく、緊迫している。中國側(cè)はシリア側(cè)が國連などの機関との連攜を強化し、取り組みを達成することを希望する。中國側(cè)はシリアの民生改善事業(yè)のために再び4000萬人民元の人道援助を行うことを決定した。安保理常任理事國として、中國は引き続き客観で公正な立場で、シリア問題の政治的解決の推進プロセスにおいて建設(shè)的役割を発揮する」と述べた。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語版」2015年12月25日