2015年の「10大経済ホットワード」が23日に発表され、「2人っ子政策」がトップとなった。このほかには、「A株暴落」「2軒目の頭金」「1ベルト、1ロード」「アジアインフラ投資銀行」「IPO再開」「春運期間の列車チケット」「春節(jié)での紅包（お年玉）爭奪」「ダブル11」「人民元切り下げ」がランクインした。中國経済網(wǎng)が伝えた。

（1）2人っ子政策

「2人っ子政策」は來年元旦から正式に実施される。

第12期全國人民代表大會常務(wù)委員會第18回會議は27日、「人口?計畫出産法改正案（草案）」の採決を行い、36年にわたって実施されてきた「1人っ子政策」は來年元旦には正式に終結(jié)することとなる。「2人っ子政策」は、第18期中央委員會第5回全體會議（五中全會）での実施決定からわずか2カ月で、人民代表大會での改正案採択を終え、実施にこぎつけることとなる。

新たな政策の実施という新たな情勢に基づき、改正案の草案では、結(jié)婚や出産の時期の遅い夫婦や1人っ子の両親に対する奨勵が削除された。一方、政策に合致した出産を行った夫婦には、出産休暇を延長できるという奨勵措置やその他の福利厚生が受けられるとの規(guī)定が設(shè)けられた。