1981年、異常な大寒波がこの町を襲い、みかんの樹(shù)木が大量に枯れ、みかん栽培は壊滅的打撃を受けた。この時(shí)期、偶然大阪での出張中にレストランで出された料理に「つまもの」が添えられているのを見(jiàn)て、「上勝町には山一面の楓がある。これでビジネスができるはずだ」とひらめいた。

しかし、木の葉ビジネスはそう上手くはいかなかった。お客を探すことはもとより、町人の理解を得る必要があったが、橫石さんがこのアイディアを伝えると、「馬鹿にしているのか？ゴミ（木の葉）を拾って売れというのか」と蹴飛ばされて追い返されたという。

多難の道のりではあったが、1986年、橫石さんと農(nóng)家4世帯が協(xié)力してようやくこのビジネスは動(dòng)き始めた。橫石さんらの弛まぬ努力が実り、注文はみるみるうちに増え、この動(dòng)きに加わる農(nóng)家も増えていった。30年近くの発展を経て、現(xiàn)在上勝町で木の葉ビジネスに従事する町人は約200人にのぼっている。平均年齢は70歳、最高齢は90歳を超えている。

上勝町では春から冬まで年間を通じて絶えることなく木の葉が採(cǎi)れ、種類(lèi)にして約320種、年間の販売額は町全體で2億6千萬(wàn)円。注文にはインターネットを利用している。ホームページに木の葉の注文が入れば、橫石さんと現(xiàn)地自治體が設(shè)立した會(huì)社に情報(bào)が提供される仕組みになっており、會(huì)社はさらにインターネットを通じて注文情報(bào)を農(nóng)家に知らせ、農(nóng)家はその情報(bào)に基づき木の葉を集め、集めた分だけそれに応じた報(bào)酬が得られる。中には年間1000萬(wàn)円以上稼ぐ農(nóng)家もあるという。