「経済効果はたった2億円かもしれないが、社會(huì)的効果はその何倍も大きい」と橫石さんは語る。上勝町の人口は約1700人で、65歳以上の高齢者が5割を占める。人口高齢化率が県內(nèi)で最も高い自治體でもあり、醫(yī)療費(fèi)は大きな負(fù)擔(dān)として圧し掛かっていた。しかし、今では「誰もが仕事をもち、稅金を納めてくれるどころか病気にかかる時(shí)間さえなくなった」という。徳島大學(xué)醫(yī)學(xué)部の調(diào)査によると、木の葉ビジネスを通じて仕事をしている高齢者らの健康狀態(tài)には顕著な改善が見られ、暮らしへの満足度も絶えず高まっていると指摘する。
現(xiàn)在、日本全國のレストランで使用されるつまものの約8割が上勝町で採れたもの。それだけでなく、上勝町の新鮮な紅葉は今後海を越えてアメリカやフランス、イタリアといった國々にも輸出される計(jì)畫だ。「和食が世界無形文化遺産に登録され、世界中で和食ブームが沸き起こり、私たちの市場も今後グローバルに広がっていく」と、57歳になる橫石さんは木の葉産業(yè)の未來に大きな期待を抱く。
さらに橫石さんは上勝町の新たな計(jì)畫として、山の杉の木を段階的に楓の木に植え替え、紅葉を活かした観光客誘致に取り組み、さらには定住を促し、町の活性化につなげたいとしている。(編集IM)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年1月6日
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