維新の黨の前身は維新の會(huì)で、2012年9月に成立。後に太陽(yáng)の黨と合併し、橋下徹氏と石原慎太郎氏が共同代表を務(wù)めた右翼政黨だ。だがその後、同黨は2度の改組を経て、立場(chǎng)が多少変化した。第1に、民主黨と立場(chǎng)が接近した。第2に、民主黨との合流によって、自民黨と拮抗できる勢(shì)力を形成し、自民黨一強(qiáng)の狀態(tài)を変え、さらには自民黨による改憲に対する國(guó)民の強(qiáng)い反対の機(jī)會(huì)を捉えて、政権交代の実現(xiàn)を目指すようになった。

民進(jìn)黨の結(jié)黨によって自民黨一強(qiáng)狀態(tài)はある程度変わり、日本政界はいくらかバランスを取り戻すことになる。

警戒すべきは、もし自民黨が參議院でも3分の2以上の議席を獲得すれば、改憲の國(guó)民投票が行われることだ。民衆(zhòng)に根強(qiáng)い平和主義の影響を克服し、改憲の成功を確保するため、安倍內(nèi)閣は様々な方法で「中國(guó)の脅威」を誇張する可能性が高い。最近、海上自衛(wèi)隊(duì)の海上幕僚監(jiān)部はフィリピン?スービック灣に潛水艦を寄港させるとともに、ベトナム?カムラン灣に他の艦艇も初寄港させることを明らかにした。共同通信社の報(bào)道によると、安倍氏は4月に広島市で開(kāi)催されるG7會(huì)議で南中國(guó)海問(wèn)題について団結(jié)する立場(chǎng)を確認(rèn)した後、G7首脳宣言に法治の重要性を明記することを急いでいる。上述の魂膽はすでに明らかだ。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年3月28日