中國(guó)科學(xué)院古脊椎動(dòng)物?古人類研究所などの科學(xué)研究者はこのほど遼寧省の陸家屯で、白亜紀(jì)初期の熱河生物群で生息していた哺乳類の新種「羅氏晩萌歯獣」の化石を発見(jiàn)した。北京日?qǐng)?bào)が伝えた。

これは陸家屯の白亜紀(jì)初期?義県層から見(jiàn)つかった、1億2500萬(wàn)年前の下顎つきの頭蓋骨の化石だ。これまで遼寧省西部で見(jiàn)つかっていた張和獣と毛獣の化石は、押しつぶされた板狀の化石で、頭蓋骨としての重要な特徴が失われていた。今回見(jiàn)つかった化石は、対稱歯目の頭蓋骨の形態(tài)學(xué)的特徴を明らかにした。対稱歯目の中心的な種は、中生代哺乳類の三錐歯目、多丘歯類、現(xiàn)代の獣類の祖先とされている。新たな頭蓋骨の特徴は、中生代哺乳類および現(xiàn)代の獣類の系統(tǒng)的な発育関係と性質(zhì)を研究する上で重要な意義を持つ。

新たに発見(jiàn)された化石は、対稱歯目の中心的な種だ。臼歯の數(shù)はこれまでに発見(jiàn)された同じく対稱歯目の張和獣と毛獣よりも少なく、現(xiàn)代の獣類と同じだ。これは現(xiàn)代の獣類の臼歯が、白亜紀(jì)初期にすでに形成されていたことを意味する。これは現(xiàn)代の獣類の進(jìn)化関係、歯の相同性の研究に重要な証拠をもたらした。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年6月1日