シンガポールが21日、「マスターカードアジア太平洋地域渡航先指數(shù)」を発表した2016年の同地域における予想観光客送客數(shù)によれば中國大陸部が最も多い國になるだろうと予想している。新華社が報じた。

同報告にランキング入りしているアジア太平洋地域の167の観光地は今年、中國大陸部からの宿泊する観光客數(shù)が延べ5040萬人に達すると見込んでいる。これは外國人観光客全體の15.7%を占める數(shù)字だ。また、16年の中國大陸部からの観光客は、渡航先で453億ドル（約4兆7565億円）を支出すると予測されており、これは観光客全ての支出額の18.2%を占める。

中國大陸部に続いて、観光客送客數(shù)が多かったのは、上から順に韓國、臺灣地區(qū)、米國、日本。この4つの観光市場で、アジア太平洋地域に宿泊する外國人観光客総數(shù)の38.4%を占めると予測されている。

アジア太平洋地域のうち、最も人気の渡航先は、韓國のソウルとタイのバンコクやパッタヤー、プーケット。そしてこの観光地4ヵ所で最も多い外國人観光客が中國人だ。中國大陸部からの観光客が、アジア太平洋地域地からこの4ヵ所に向かう観光客に占める割合はそれぞれ、50.5%、38.2%、28.8%、25.6%となっている。

また同報告によると、中國は12年に初めてアジア太平洋地域で観光客送客數(shù)が多い國トップに立って以降、これまでずっとその座を守っている。一方、09年にトップだった日本は今年は5位まで順位を下げている。（編集KN）

「人民網日本語版」2016年6月22日