「世界の中心で、愛(ài)をさけぶ」

（ストーリー）主人公の朔太郎とアキは、高校生になり、互いに戀に落ちていくものの、出會(huì)って3年目に、アキが白血病にかかり、亡くなってしまう。朔太郎は、アキとの約束の場(chǎng)所オーストラリアに行き、二人は幻の中で再會(huì)。二人の思い出を中心にストーリーが展開(kāi)される。

中國(guó)版「世界の中心で、愛(ài)をさけぶ」は、韓國(guó)のクァク?ジェヨン監(jiān)督がメガホンを取り、俳優(yōu)の歐豪（オウ?ハオ）や女優(yōu)の張慧■（チャン?ホイウェン、■は雨かんむりに文）が主演。8月26日に封切られる。クァク監(jiān)督によると、「日本版には多くの登場(chǎng)人物をめぐるエピソードが盛り込まれているが、中國(guó)版は主人公2人に的を絞っている」。

ドラマや映畫(huà)のリメイクを通して、國(guó)と國(guó)の文化交流を行い、相手の長(zhǎng)所に學(xué)び、相手をよく知ることができる。中國(guó)にとっては、これがイノベーションの発展の基礎(chǔ)ともなっている。ただ、リメイクは、內(nèi)容の新鮮さや映像のクオリティ、キャスティングなどが課題で、その課題を克服できなかったために、不調(diào)に終わったリメイク作品も數(shù)多い。

リメイク版を、完全否定したり、必要以上の期待をかけたりする必要はない。リメイク版のポイントは、「いいとこ取り」。原作の基礎(chǔ)を十分に尊重、理解したうえで、リメイクするのだ。その表面的な部分を再現(xiàn)させるのではなく、真髄を伝えなければならない。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年6月28日