▽保護(hù)貿(mào)易主義は人を損ない、自分の利益にもならない

長(zhǎng)年にわたり、中國(guó)は貿(mào)易救済措置の調(diào)査の最大のターゲット國(guó)だった。沈報(bào)道官は、「1995年に世界貿(mào)易機(jī)関（WTO）が発足してから現(xiàn)在までの間に、WTO加盟國(guó)48カ國(guó)が中國(guó)に対して発動(dòng)した各種調(diào)査案件は1149件に上り、案件全體の32％を占めた。中國(guó)は21年連続して世界で最も多くダンピング調(diào)査を発動(dòng)された國(guó)になり、10年連続して世界で最も多く補(bǔ)助金調(diào)査を発動(dòng)された國(guó)になった」と指摘した。

WTOと歐州委員會(huì)が6月に発表した報(bào)告書によると、「最近になって、保護(hù)貿(mào)易主義が臺(tái)頭しており、G20（主要20カ國(guó)?地域）を含む一連の先進(jìn)國(guó)でこの傾向が最も深刻だ。そして貿(mào)易救済措置の3分の1は中國(guó)を直接の対象としている」という。

WTOのロベルト?アゼベド事務(wù)局長(zhǎng)は、「貿(mào)易制限措置が増え続ける情況に対し、これまでずっと懸念を感じてきた。事実が証明するように、こうした懸念すべき情況が続いている。今は貿(mào)易の『ドア』を閉じるべきではなく、まったく反対に、貿(mào)易を進(jìn)展させなくてはならない」と話す。

沈報(bào)道官は、「中國(guó)はこれまでずっと保護(hù)貿(mào)易主義は貿(mào)易摩擦を激化させ、國(guó)際貿(mào)易環(huán)境を悪化させたと考えてきた。一部の加盟國(guó)のWTOルールに反したり、貿(mào)易制限措置を亂用したりするやり方に対し、中國(guó)は交渉や協(xié)議を通じ、過ちを認(rèn)めるよう促していく。必要であればWTOの紛爭(zhēng)解決制度に訴えて中國(guó)の合法的な権利を守る」と述べた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年7月6日