藤木コーチについて、黃雪辰選手は、「ここ數(shù)年、私たちは大きく進(jìn)歩した。もちろん、ロシアとはまだ差があるものの、上達(dá)を続けたい。王者のロシアに勝つためには、演技の構(gòu)成の面でもっと進(jìn)歩が必要と思っている。藤木コーチは特に構(gòu)成にこだわっていて、世界に通じる表現(xiàn)の仕方にも精通しているので、私たちの進(jìn)歩の大きな助けになっている」と話した。

一方、藤木コーチは、「中國チームには既に、良い基礎(chǔ)ができている。世界に中國獨(dú)特の美しさを見せなければならない。もちろん、世界が理解し、受け入れられる方法でそうしなければならない。リオで今回披露した演技には、中國の要素を鮮明に盛り込んだ。だが、変化をつける必要があったので、これまでの東洋のスタイルでの表現(xiàn)は使わず、全世界に対応するスタイルを採用した」と説明した。

2000年のシドニー五輪以降、高い実力を誇るロシアがシンクロの試合で常に王座に座っている。ロシアが出場している試合では、他のチームには優(yōu)勝の希望がないといってもいいほどの強(qiáng)さだ。しかし、近年、中國は同種目で臺頭し、常にロシアの後に付ける存在になっており、今では金メダル奪取に向けて新たな努力も始めている。

今回銀メダル2個を獲得した孫文雁選手は、「7位や8位から始めて、08年にメダルを取り、12年には井村コーチの指導(dǎo)の下、銀メダルを取った。他のチームと同じく、私たちの目標(biāo)もロシアを超えることだ。難しいのは分かっているが、必ずその日が來ると信じている」と意気込みを話した。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年8月23日