資料寫真
電動一輪車や立ち乗りスクーターなどのバランススクーターが街中を走っている風景は、上海ではもはや珍しくなくなった。だが、その安全性については、各方面から疑問や懸念の聲が上がっている。上海交通管理當局によると、このような歩行の代用となる「パーソナルモビリティ」は、決して交通手段に屬してはおらず、したがって道路を走行する権利を有していないという。人民日報が伝えた。
実際、上海の大通りや路地では、2、3年前から、この種の新たなパーソナルモビリティを頻繁に目にするようになった。記者が、某ショッピングサイトで「電動一輪車」と入力して検索したところ、1千件以上がヒットした。フル充電後の最大走行距離は10キロメートルから35キロメートルまでとさまざまで、価格も數(shù)百元から數(shù)千元(1元は約15.1円)まである。
現(xiàn)在市場で販売されているこれらのバランススクーターは、かなりシンプルな構(gòu)造で、操作もそれほど難しくない。一輪車はすべて、直立(まっすぐな姿勢)で運転可能で、ハンドルはなく、ブレーキとアクセルもない。體のバランスに頼って走行し、體の重心が前に傾くと発進し、體の重心が後に傾くと止まる。操作が簡単で持ち運びやすいことから、バランススクーターは多くのサラリーマンにとって日常の「足代わり」になっており、「『職場までのラスト1キロの移動』という難題を解決してくれる神器」と稱えられている。
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