第12回北京－東京フォーラムが9月27日9時(shí)に東京で開幕した。今回のフォーラムの全體テーマは「世界やアジアの平和、発展に向けた中日の役割と協(xié)力」。中日両國の政界、経済界、學(xué)術(shù)界、メディア界からゲストやパネリストが出席した。同フォーラムの會(huì)期は2日間となっている。人民網(wǎng)が伝えた。

同フォーラムの開幕に際し、中共中央宣伝部副部長、國務(wù)院新聞弁公室主任の蔣建國氏は「中日関係を早期に正常な発展の軌道に戻す努力を」と挨拶した。

挨拶全文は以下のとおり。

中日関係を早期に正常な発展の軌道に戻す努力を

――第12回「北京－東京フォーラム」開幕式にあたって

（2016年9月27日 東京）

中共中央宣伝部副部長、國務(wù)院新聞弁公室主任 蔣建國

尊敬する福田康夫先生

尊敬する唐家璇會(huì)長

尊敬する明石康委員長、趙啓正院長、程永華大使

中日両國ご來賓の皆さま

ご在席の皆さま

おはようございます。

新舊の友人の皆さまと東京でお會(huì)いでき大変うれしく思います。まず、中國國務(wù)院新聞弁公室を代表し第12回「北京－東京フォーラム」の開催を心よりお祝い申し上げますとともに、フォーラムに出席されましたご來賓の皆さまに謹(jǐn)んでごあいさつ申し上げます。

「北京－東京フォーラム」の歩みはすでに12年を數(shù)え、中日雙方の共同の努力の下で、両國間のハイレベルな、幅広い代表性を備えた、民間対話と交流のプラットホームになっており、中日各界人士の友好を増進(jìn)し、両國人民の距離を近づけ、中日関係の発展促進(jìn)に、積極的に寄與してきました。

ご在席の皆さま

先ごろ、習(xí)近平國家主席は、G20杭州サミットに出席するため中國を訪れた安倍晉三首相と會(huì)談した際に、中日関係の発展?改善に力を盡くすという中國の基本的立場に変更はなく、雙方は妨害を排除し、中日関係を早期に正常な発展の軌道に戻すよう後押しすべきであると指摘しました。習(xí)主席が明らかにした中國の基本的立場は、雨風(fēng)に動(dòng)かされ変わることなく、雑音に邪魔され亂れることなく、困難のために阻まれることなく、はっきりと、揺るぎなく、一貫しています。こうした背景の下、われわれが「世界やアジアの平和、発展に向けた中日の役割と協(xié)力」というメーンテーマで今回のフォーラムを開催し、中日のメディア、シンクタンク、企業(yè)各界が誠実な対話、友好交流を行い、中日関係の改善?発展のするために建言?獻(xiàn)策を行うことは、非常に時(shí)宜にかなっているだけでなく、意義も重大です。習(xí)主席の談話の精神に基づき、いかに中日関係を改善?発展するかについて、私には以下４點(diǎn)の考えがあります。