劉先生は、次のような見方を示した。

「時(shí)には、特殊な舞臺(tái)効果を狙って子供たちに少しだけ薄化粧をすることがあるが、厚化粧はそもそも子供たちには必要ない。時(shí)代はこれだけ進(jìn)歩してきた。30-40年前に子供たちに施したメイクなど、過去の遺物として排除すべきだ。まず、これらの化粧品を子供たちに使うのは妥當(dāng)かどうかを考えなければならない。次に、親の気持ちも考慮すべきで、このようなメイクが果たして良いものかどうかについて、親の意見も聞かなければならない」。

また、北京五輪開幕式で化粧造型チーフデザイナーを務(wù)めた上海戯劇學(xué)院の徐家華教授は、「數(shù)十年前から、子供のメイクは、大人のメイク方法を真似たやり方で行われてきた。眉型、アイライン、アイシャドウ、チーク、口紅はいずれも、大人が大人用化粧品でメイクをする時(shí)のものが使われている。私は、小さな子供にメイクを施すことにあまり賛成できない。というのも、化粧品は、子供の肌にほとんどメリットがないからだ。舞臺(tái)演出や物語を盛り上げるための子供のメイクはある程度必要だ。子役のメイクは、演じる役に近づけるためのものであり、演目によっては、大人より派手なメイクが必要な場(chǎng)合もある。小さな観客の注目する點(diǎn)や役に対する受け止め方は、大人とは異なるからだ。やや誇張した化粧は、子供の審美眼とマッチする」との見方を示した。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年10月25日