合併買収（M&A）を盛んに展開していることで有名な海航集団が、また次の手を繰り出した。スイスのグランドハンドリング（空港地上支援業(yè)務(wù)）企業(yè)スイスポート、オーストラリアの航空會(huì)社ヴァージン?オーストラリア、スイスのケータリングサービス企業(yè)ゲートグループ、米國(guó)のカールソン?ホスピタリティ?グループのホテル事業(yè)などに相次いで出資したのに続き、このたびは國(guó)際的大手ホテルチェーンのヒルトンに狙いを定めた?！妇┤A時(shí)報(bào)」が伝えた。

米國(guó)現(xiàn)地時(shí)間の24日、海航集団、米投資ファンドのブラックストーン?グループ、ヒルトン?ワールドワイド?ホールディングスは、海航がブラックストーンの関連會(huì)社からヒルトンの株式の約25％を買収することを明らかにした。

この買収の取引価格は約65億ドル（約6776億円）に上り、2017年第1四半期（1-3月）に完了する見(jiàn)込みだ。ヒルトンはさきに、年內(nèi)にパークブランドとヒルトン?グランド?バケーションズ?クラブ（HGVC）の會(huì)社分割を行う予定で、分割後は海航がヒルトンの株式の約25％を保有することになるとしていた。この取引の內(nèi)容については、ヒルトンと海航との間で株主間契約が結(jié)ばれている。契約に基づき、海航はヒルトン、パーク、HGVCの各理事會(huì)に対し2人ずつ理事を指定できることになっている。買収取引が終わると、ブラックストーンのヒルトン株持株比率は約21％に低下するが、引き続きヒルトンの理事會(huì)に理事を2人送り込むことができる。

ヒルトン?ワールドワイド?ホールディングスは現(xiàn)在、世界最大手のホテルマネジメントグループの1つで、傘下に13のホテルブランドをもち、超デラックスホテルから高級(jí)ホテル、中級(jí)ホテル、ビジネスホテルまで、ホテル市場(chǎng)を細(xì)かくカバーし、総客室數(shù)は77萬(wàn)室を超える。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年10月26日