○日本での出稼ぎの人気に陰り
日本政府はより多くの外國人研修生を留まらせ、引きつけるためにさまざまな政策を打ち出しているが、中國の研修生はほとんど増えていない。
山東省出身の海外出稼ぎ労働業(yè)界の関係者は取材に対して、「現(xiàn)在、日本に行く中國人出稼ぎ労働者の募集狀況は全體的に悪く、人員募集がますます難しくなってきている。中國の給料が高くなり、海外の出稼ぎと同程度の給料水準(zhǔn)なら中國國內(nèi)で働くと考える人が増えたためだ。若者は地元で苦労することを選んでも、故郷を離れたいとは思わない」と語る。
この見方を検証するデータもある。法務(wù)省が発表した在日外國人の統(tǒng)計(jì)データによると、2015年12月までで、日本には計(jì)19萬2655人の外國人技能研修生がおり、昨年同期比で14.9%増加した。うち、中國人研修生は8萬9086人で、全體の46.2%を占めている。2014年末のデータを見ると、當(dāng)時(shí)の中國人研修生の數(shù)は10萬93人で、全體の60%に達(dá)していた。中國人研修生の數(shù)は年々減り続け、全體に占める割合も徐々に低下している。日本での出稼ぎ労働はかつての「人気」の狀態(tài)から、今では「下火」の狀態(tài)となっている。
海外出稼ぎ労働業(yè)界の関係者は、「日本が介護(hù)に関する業(yè)務(wù)に攜わる外國人に門戸を開いたとしても、日本での出稼ぎ人気は起こらないだろう。介護(hù)職は専門的な技能が必要だけでなく、高い日本語レベルも求められる。中國でも介護(hù)職に就きたい人がいないくらいなので、日本への出稼ぎ労働者の募集はさらに難しくなるだろう」との見方を示した。(編集YK)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年10月28日
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