國家海洋局極地探査弁公室副主任の呉軍氏は27日、「中國極地科學學術年次総會2016」に出席した際に、第13次五カ年計畫期間(2016-20年)の中國の極地科學探査の目標について「中國の極地活動における能力、事業(yè)能力、ガバナンス能力を次の段階に押し上げ、世界極地強國水準に初歩的に達する」と語った。新華社が伝えた。
2015年までに、中國極地探査は極地観測船「雪竜號」と5つの基地(南極の長城基地、中山基地、崑崙基地、泰山基地、北極の黃河基地)を整備した。南極探査を32回、北極探査を7回、黃河基地探査を13回実施し、現(xiàn)場の探査に延べ6500人以上が參加し、國際ガバナンス?協(xié)力に參與した。また、極地特別プロジェクト、國際極地イヤー中國行動計畫などを実施し、高水準の科學研究成果を手にした。
國家海洋局副局長の林山青氏は、第13次五カ年計畫の初年度である2016年に、極地探査?研究で幸先いいスタートを切ったと説明した。▽第32回南極科學観測、第7回北極科學観測を順調に実施し、固定翼機「雪鷹601」の南極試験飛行に成功した。▽中國―アイスランドオーロラ観測臺が竣工した。▽「極地環(huán)境総合探査?評価」特別プロジェクトが、中國財政部(?。─橹г蚴埭薄ⅰ笜O地環(huán)境観測?探査重要技術及び裝備の開発」などの重點研究開発特別プロジェクトが中國科學技術部から許可された。▽中國海洋學會極地科學分會が正式に設立された。
また、新型極地観測砕氷船の建造が、年末に開始する予定だ。これにより極地科學観測に新たな活力を注ぐことになる。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年10月28日
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