2016年、世界の年間死者の5人に1人は、栄養(yǎng)不良や不健康などの「悪い食習(xí)慣」と関連する問題で死亡している事実が、米ワシントン大學(xué)の研究から明らかになった。「悪い食習(xí)慣」は喫煙に続き、人が早死にする原因の第2位となっている。新華社が伝えた。

研究者は、「ここで言う『悪い食習(xí)慣』とは、貧困層の栄養(yǎng)不足と富裕層の不健康な飲食習(xí)慣を指している」と指摘した。

極めて多くの人が、塩分過多?食べ過ぎ?脂肪過多の食事をしており、果物、野菜、堅果類、オメガ3脂肪酸、全粒穀物の摂取量が少ない。國際的醫(yī)學(xué)誌「ランセット」最新號に掲載されたこの研究報告において、研究者は、「様々な形での栄養(yǎng)不足の中で、悪い飲食習(xí)慣、つまり健康的な食品の摂取量が少ない食習(xí)慣は、主な死亡リスク要因となり得る」と指摘している。

このほか、高血糖癥、高血圧、肥満?過體重、高コレステロール血癥も、世界人口の十大死亡リスクに名を連ねている。これらのリスク要因はいずれも、悪い飲食習(xí)慣と関係が深い。

また、研究によると、人類の平均壽命は延びており、2016年、世界の女性の平均壽命は75.3歳、男性は69.8歳にそれぞれ達(dá)した。

同研究は、世界規(guī)模の衛(wèi)生関連共同プロジェクト「世界の疾病負(fù)擔(dān)研究（GBD）」の一環(huán)として展開された。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年9月21日