故宮博物院戯曲館は20日から暢音閣を「開館」し、戯曲（中國(guó)古典劇）関連の展示を行なうとともに、宮廷戯曲の再現(xiàn)を進(jìn)めている。かつて乾隆帝が建てた「清朝宮廷の大舞臺(tái)」が百年の時(shí)を経て、全く新たな裝いで観衆(zhòng)の前に姿を現(xiàn)わした。閲是樓內(nèi)には、西太后が観劇した際の龍椅の複製もあり、観衆(zhòng)はそこに座ることができる。北京晩報(bào)が伝えた。

暢音閣戯曲館は乾隆帝が自らの老後のために建てた太上皇宮內(nèi)にある。このうち?xí)骋糸wが舞臺(tái)、扮戯樓が楽屋、閲是樓が観客席で、清朝宮廷の「大劇場(chǎng)」を構(gòu)成している。暢音閣は乾隆帝期に建設(shè)され、現(xiàn)在まで殘る唯一の三層の大舞臺(tái)だ。

新たにオープンした戯曲館は改裝を経て、宮廷戯曲の獨(dú)特性を強(qiáng)調(diào)し、暢音閣建築の「大劇場(chǎng)」としての特色を示している。故宮博物院の擔(dān)當(dāng)者によると、「宮廷戯劇館は展示された文化財(cái)の數(shù)を強(qiáng)調(diào)するのではなく、観衆(zhòng)の視線を舞臺(tái)上へと導(dǎo)き、役者の衣裝や宮廷様式の関連複製品を通して、通常展示されるだけの文化財(cái)に動(dòng)きを與えている。また、地下室を通じて暢音閣の舞臺(tái)の獨(dú)特性を強(qiáng)調(diào)し、公演で様々な仕掛けを用いる中で、宮廷の動(dòng)的な再現(xiàn)展示を?qū)g現(xiàn)している」という。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年9月22日