商務(wù)部（商務(wù)省）によると、今年1～9月に全國で新たに設(shè)立された外資系企業(yè)は2萬3541社に上り、前年同期比10.6％増加した。実行ベース外資導(dǎo)入額は6185億7千萬元（1元は約17.0円）で同1.6％増加した。9月は3152社（同14.5％増加）、706億3千萬元（同17.3％増加）だった。「國際商報(bào)」が伝えた。

同部國際貿(mào)易経済協(xié)力研究院國際市場研究所の白明副所長は、「このような成果は中國政府が外資導(dǎo)入を非常に重視したことと中國経済の上半期の安定した成長によるものだ」との見方を示した。

今年７月、中國共産黨中央政治局が開催した會(huì)議で、外資の安定の必要性が強(qiáng)調(diào)され、その後に開催された國務(wù)院常務(wù)會(huì)議では、5つの側(cè)面から措置をうちだして外資導(dǎo)入の誘致力を強(qiáng)化することが求められた。8月には、國務(wù)院が「外資増加促進(jìn)の若干の措置に関する通達(dá)」を発表し、外資誘致の促進(jìn)に力を入れるための具體的な22項(xiàng)目の措置を提起した。白副所長は、「一連の政策を打ち出したことと実施したことが外資の安定に積極的な影響を與えたと同時(shí)に、中國経済が上半期に2四半期連続で6.9％の成長率を達(dá)成したこともこれまで迷いをみせていた海外投資家をより安心させることにつながった?，F(xiàn)在の情勢から考えて、今年の外資導(dǎo)入狀況は全體として安定したものになる」との見方を示した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年10月16日