戀愛(ài)シミュレーションゲーム「戀與制作人」が大ヒット　「乙女心」を鷲摑み (2)

人民網(wǎng)日本語(yǔ)版　2018年02月09日13:12

「戀與制作人」は乙女ゲーム。乙女というのは未婚の14-18歳の女性で、大人の女性へと変化している「お年頃」。その戀愛(ài)にあこがれる淡いロマンティックな妄想と期待が、日本獨(dú)特の「乙女文化」を誕生させた。バーチャル戀愛(ài)が體験できる「乙女ゲーム」はこの文化の中心的存在だ。

乙女ゲームの始まりといわれるのが、1994年に登場(chǎng)した戀愛(ài)シミュレーションゲーム「アンジェリーク」で、同市場(chǎng)の規(guī)模は今では150億円以上となっている。日本では毎年、數(shù)十種類の乙女ゲームがリリースされる。「戀與制作人」は、中國(guó)の多くの女性の心も鷲摑みにし、長(zhǎng)い間影を潛めていた女性消費(fèi)市場(chǎng)が刺激されている。

プレイヤーに戀愛(ài)にできるだけはまってもらおうと、ゲーム開(kāi)発會(huì)社?Paper Studioは、バーチャルなメールや電話の機(jī)能を盛り込み、現(xiàn)実の世界の情報(bào)をリアルタイムで複合させている。例えば、1月22日、中國(guó)各地が雪が舞う天気となった。すると、その日の朝、プレイヤーのスマホには、「彼氏」から「起きた？30分後に迎えに行くから、準(zhǔn)備してて」、「朝に雪がやんだばかりだから、道路には雪が積もっていて、歩いて會(huì)社に行くと危ないよ」などのメッセージが送られた。このようなうれしくて思わずにんまりしてしまう「気遣い」が、SNS上で「戀與制作人」が女性たちの間で話題になっている理由で、女性らが財(cái)布のひもを緩めて、もっとキュンキュンできる機(jī)能を使いたいと思うようになる理由でもある。