3月11日、東京のある公園で催された東日本大震災(zāi)追悼イベントで、ろうそくに火をともす女性（新華社/ロイター）

〇続く人口減少でゴーストタウン化する町

2011年3月11日、日本の東北地方太平洋沖でマグニチュード（M）9.0の巨大地震が発生、特大規(guī)模の津波を誘発した。地震と津波という二重の災(zāi)害に遭い、東京電力福島第1原子力発電所からは大量の放射性物質(zhì)が漏れ出し、原子力発電所の事故としてはソ連?チェルノブイリ事故後、最?lèi)櫎问鹿胜趣胜盲俊?/p>

日本政府の統(tǒng)計(jì)データによると、東日本大震災(zāi)による避難者は、この1年で約12萬(wàn)人から7萬(wàn)3千人に減少した。被害が特に深刻だった巖手県や宮城県、福島県では、約7千世帯の住民が今もプレハブの仮設(shè)住宅で生活している。

これら3県の一部地域では、人口が大量に減少。巖手県の大槌町では、震災(zāi)前に比べ、人口が25.1％、宮城県女川町では39.2％、それぞれ減少した。福島県については、原発事故の影響で町中の住民が離散を余儀なくされた雙葉町と大熊町の人口が70％以上減少した。

人口減少の影響で、一部の被害が深刻だった地區(qū)の再建作業(yè)が立ち遅れている。共同通信社の統(tǒng)計(jì)データによると、巖手、宮城、福島3県の沿岸地區(qū)では、116ヘクタール以上の土地の用途が決まっていない。地方自治體の一部職員からは、市中心部の人口が激減しているため、一部は「ゴーストタウン化」する可能性があると心配の聲が上がっている。

警察庁の統(tǒng)計(jì)データによると、今年3月1日の時(shí)點(diǎn)で、東日本大震災(zāi)とそれに伴う津波によって約1萬(wàn)6千人が死亡、2539人が行方不明。復(fù)興庁のデータによると、避難生活の長(zhǎng)期化による疲労蓄積と健康悪化によって死亡する人の數(shù)も増え続けている。2017年9月の時(shí)點(diǎn)で、「震災(zāi)関連死」と認(rèn)められた人は累計(jì)3647人に達(dá)した。