「世界睡眠デー」にあたる21日、中國睡眠研究會が主催する「中國國際睡眠科學(xué)技術(shù)産業(yè)博覧會」が北京展覧館で開幕し、大量のスマートな「睡眠の神器」が登場した。北京日報(bào)が伝えた。

「若い頃から今までいびきがひどく、睡眠の質(zhì)が悪い。目覚めるとぼんやりすることが多い……」という冉さん（68）は妻と特殊な枕の前で立ち止まり、この枕の詳しい情報(bào)について聞いた。この枕はいびきの音波、心拍數(shù)、呼吸と體の動きなどのデータを収集できる。さらに、枕の中にある干渉モジュールが弱く振動することで、寢返りを打ち姿勢を調(diào)整し、のどの筋肉をリラックスさせ、いびきを止まらせるよう促す。

最新の調(diào)査によると、中國人の睡眠障害率は38％に達(dá)するという。睡眠障害は精神面に影響を及ぼし、內(nèi)臓にダメージを與える可能性もある。これにより免疫力が低下し、がんの罹患率が上がる。

同博覧會では他にも、スマート毛布、アロマスマートヘッドセットデバイス、ワイヤレス睡眠観察裝置などの「睡眠の神器」が展示された。同博覧會は3日間開催される。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年3月22日