ボルダリングは歐米で流行しているスポーツの一つで、多くの人がテレビやネットで見たことがあるかもしれない。浙江省の杭州経済開発區(qū)金沙湖エリアにある景苑中學(xué)はこのほど巨額の費(fèi)用を投じ、校內(nèi)にプロレベルのボルダリングウォールを設(shè)置した。

同校が招聘したボルダリング専門コーチの史鵬飛さんは、「手足をまっすぐ伸ばして、腰を突き出して！」と聲をかけ、學(xué)生のそばで指導(dǎo)を行っていた。史コーチはかつてプロのボルダリング選手として活躍しており、周りから「ロック」というあだ名で呼ばれていた?！弗恁氓壬工扦胱摔悉蓼毪钎单毪韦瑜Δ蕶C(jī)敏な身のこなしで、學(xué)生たちはそんなロック先生を羨望の眼差しで見つめていた。

史コーチによると、ボルダリングは子供たちにとって、體を鍛えられるだけでなく、頭のトレーニングにも効果的という。史コーチは、「ボルダリングが得意な人は、頭がいい。なぜなら、壁を登る際にそのコースを考える必要があり、どこを手でつかみ、どこに足を掛け、どのような姿勢(shì)を取るのかを事前にちゃんと考えなければいけないから」と話した。

同校は、高負(fù)荷自重トレーニングの一つであるボルダリングをなぜ取り入れたのだろうか？

同校校長(zhǎng)の江志明氏は、「現(xiàn)代の男子は軟弱で、男らしく力強(qiáng)くなるための運(yùn)動(dòng)を行う必要がある。女子も勇敢で毅然とした態(tài)度を養(yǎng)う必要があり、ボルダリングは學(xué)生たちを強(qiáng)くたくましくしてくれる」とその理由を明かした。

こうした理由から同校は30萬元（約500萬円）を投じてボルダリングウォールを設(shè)置。

また、江校長(zhǎng)は、「當(dāng)校は現(xiàn)在、杭州市航模センターと協(xié)力し、體育と素養(yǎng)教育の一體化プログラムを展開し、杭州のボルダリング育成予備人材の基地を構(gòu)築する」としている。（編集YK）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年3月29日