熊本地震の発生後、くまモンは全力で復(fù)興支援活動を呼びかけ、重大な貢獻(xiàn)をした。その後、政府代表団とともにフランスを訪問し、フランスからの支援に感謝の意を伝えたり、熊本県知事と一緒に米ハーバード大學(xué)で「くまモンの政治経済學(xué)」と題する講演を行ったこともある。

▽多岐にわたるキャラクターの役割

「カワイイ」は日々の生活でストレスにさらされる現(xiàn)代人にとって、ストレス軽減のまたとない良薬となる。動物のイラストが描かれたタオルは大人からも子どもからも人気が高く、注文したカフェラテに動物のラテアートが描かれていれば、思わず嬉しくなるサプライズとなる。

日本の公的機(jī)関のPR活動もキャラクターと切り離せない。警視庁にもかわいいマスコットのピーポくんがいて、パトカーに描かれている。自衛(wèi)隊の自衛(wèi)官募集ポスターも漫畫イラスト風(fēng)のものが多く、一見すると漫畫やアニメ作品とのコラボレーションなのかと勘違いしてしまうほどの可愛さだ。

日本政府もキャラクター文化の主要な推進(jìn)役となっており、世界に「日本のクール文化」を広めることが安倍政権の重要戦略の一つとなっている。産業(yè)の枠を越えて集結(jié)した日本のさまざまな企業(yè)が一丸となって海外でPRを展開することもあり、たとえば自動車と陶磁器に漫畫?アニメのキャラクターが描かれ、商品の付加価値を高めるとともに、日本文化を宣伝するといったケースもある。

地方のキャラクターは地方の特産物のPR力をを強(qiáng)化し、地方経済の発展を促進(jìn)する。多くの地方で人口が減り、消費が低迷し、特産物が売り上げを伸ばせずにいる中、経済を活性化し、観光客を誘致するために、地方政府や地方企業(yè)がキャラクターをうってつけの宣伝ツールとして活用している。

11年の東日本大震災(zāi)の発生後、日本人は心理的にも、精神的にもより慰めを必要とするようになり、地域を代表するキャラクターがこの頃から急速に増加した。溫かみがあって可愛らしいキャラクターが人々の心の結(jié)びつきを高め、精神的にもまるで「家族」が1人増えたような感覚を與えている。