従來(lái)の結(jié)婚観では、夫婦は「男性の方が女性より年上」というパターンが當(dāng)たり前だった。だが、この10年ほどで、女性の方が男性より年上という「姉さん女房」カップルが大幅に増加、すでに婚姻総數(shù)の4割を占めるまでとなっており、姉さん女房の夫婦は、もはや珍しくはなくなっている。國(guó)內(nèi)の有名婚活サイト「百合網(wǎng)」はこのほど、「姉さん女房カップルの戀愛(ài)?結(jié)婚報(bào)告」を発表、彼らの結(jié)婚?戀愛(ài)狀況に的を絞り、「姉さん女房」カップルに対する現(xiàn)代の人々の考え方について取りまとめた。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。
〇年々増加する「姉さん女房」カップルが
獨(dú)身者の9割超、「姉さん女房でも問(wèn)題なし」
つい先ごろ、中國(guó)社會(huì)科學(xué)院社會(huì)學(xué)研究所の李春玲研究員が、「社會(huì)が変遷する狀況の下での中國(guó)青年に関する問(wèn)題研究」と題する報(bào)告を発表し、ある統(tǒng)計(jì)データを明らかにした。1990年、結(jié)婚時(shí)の年齢に基づく計(jì)算で、「男性の方が女性より年上」という夫婦は70%を占め、「女性の方が男性より年上」は13.32%、殘りの夫婦はほぼ同年齢というタイプだった。しかしこの20年間で、このデータには大きな変化が生じており、「男性の方が女性より年上」という夫婦の割合は70%から43.13%に下がる一方で、「女性の方が男性より年上」という夫婦は32.2%から40.13%まで上昇、姉さん女房夫婦の數(shù)が激増している。
報(bào)告によると、今のところ、「姉さん女房でも問(wèn)題ない」と認(rèn)めている獨(dú)身者の場(chǎng)合は9割を上回り、男性の6割以上、女性の5割が受け入れられるとしている。これらのデータから、「姉さん女房」を認(rèn)める人は、女性より男性の方が多いことが見(jiàn)て取れる。また、「年齢差は5歳まで」の條件で姉さん女房カップルを認(rèn)めるのは、女性より男性の方が多かった。だが、「二人の年齢差がありすぎるので、自分から戀をあきらめた」とした女性は5割を上回り、その割合は男性より女性の方が高かった。このことから、女性が年上の戀愛(ài)で、女性はかなり大きなストレスを感じており、姉さん女房カップルのマイナス面を女性が擔(dān)っている狀況がうかがえる。
〇女性の6割超が「二人の今後の人生プランを重視」
民政局公式サイト上で発表された離婚に関するビッグデータ分析結(jié)果によると、全國(guó)で558萬(wàn)組が新たに結(jié)婚したと同時(shí)に、185萬(wàn)組が離婚した。前年と比べ、離婚率は10.3%上昇、結(jié)婚率は7.5%低下した?!附Y(jié)婚するつもりがない」女性と「離婚したい」女性が、ともに増加の一途をたどっている。また、世帯構(gòu)成員の年齢構(gòu)成比をみた場(chǎng)合、女性は、心理學(xué)的要因から、やや高い年齢での結(jié)婚の安定度が高まっている。なぜなら女性は、年齢相応に、より寛容で、精神的にもより大人になっていくからだ。このほか、「姉さん女房」カップルは、「女性が強(qiáng)く男性が弱い」関係であるとは必ずしも限らない?;イい巳扦欷ⅳ?、しっかりした絆を保っている二人であれば、戀愛(ài)?結(jié)婚はおのずと安定したものとなる。
報(bào)告によると、女性から見(jiàn)て、「姉さん女房」の結(jié)びつきをより固いものとするための主な要素として、「二人の今後の人生プランを早めに明確に決めること」、「男性側(cè)が自分は家族を養(yǎng)う能力が十分にあることを示すこと」、そして「女性に自分の親友を紹介し、自分の交友関係に女性をとけ込ませること」が挙がった。一方、男性側(cè)では、「女性に自分の親友を紹介し、自分の交友関係に女性をとけ込ませること」、「女性に対して、自分の結(jié)婚に対する真剣な決心を表明すること」、「二人の今後の人生プランを早めに明確に決めること」が挙がった。
〇「男性側(cè)の未熟さ」が反対の主な原因
學(xué)歴が高い人ほど「姉さん女房」カップル受け入れ
以前、復(fù)旦大學(xué)社會(huì)科學(xué)データ研究センターが「80後(1980年代生まれ)」に関する調(diào)査結(jié)果を発表した。このうち、戀愛(ài)?結(jié)婚に関する調(diào)査によると、既婚者の7割は、「夫婦の年齢差が3歳以下」だった。また、伴侶に対する満足度が最も高かったカップルは、「男性の方が女性より3、4歳若い」カップルだった。一方、男性の方が女性より7歳年上のカップルの満足度が最低だった。
報(bào)告によると、「姉さん女房」カップルを受け入れられない理由として、6割以上の女性が、「男性の方が年下だと、(女性に比べ)未熟な場(chǎng)合が多い」と答え、3割の男性は、「男性が精神的に大人になるのを待っていると、女性の容姿が衰えてしまうから」とした?!改行预畏饯晗陇螆?chǎng)合、未熟だから」という理由を支持する割合は、男女間で最も差が大きく、49ポイントに達(dá)した。女性にとって「姉さん女房」の戀愛(ài)?結(jié)婚を考える上で最も重要なファクターとなるのは、「男性のおとな度」で、男性にとっては、「相手の女性が自分と同じテンポで年齢を経ていくか否か」が最重要ポイントとなっている。
「姉さん女房」カップルは、中國(guó)のみならず、諸外國(guó)でもだんだんと増えてきている。調(diào)査によると、英國(guó)では、「姉さん女房」夫婦がこの10年で倍増した。日本でも、數(shù)年前から、「姉さん女房」の結(jié)婚が人気となっており、映畫(huà)やテレビドラマに登場(chǎng)する人気スターの影響を受け、特に東京などの大都市では、姉さん女房結(jié)婚ブームが起きている。
全體的に見(jiàn)て、誰(shuí)もが今、「新たな戀愛(ài)結(jié)婚観への変化」、「女性の社會(huì)的地位と経済力の向上」が、「姉さん女房」カップルがあまねく普及している主な原因であると認(rèn)めている。また、學(xué)歴面から見(jiàn)ると、學(xué)歴が高くなればなるほど、男性は、「姉さん女房」カップルが最終的にうまくいくと信じる割合が低下するが、女性の場(chǎng)合は、學(xué)歴が高ければ高いほど、「姉さん女房」カップルが最終的にうまくいくと信じる割合が上昇している。このことから、女性が経済的に獨(dú)立し、社會(huì)的地位が高まるほど、彼女らにとって年齢はもはや戀愛(ài)?結(jié)婚を考える上で最大の問(wèn)題ではなくなり、「女性の方が男性より年上」という結(jié)婚スタイルは、ますます多くの高學(xué)歴女性に受け入れられつつある。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年5月22日
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