商務(wù)部の高峰報道官は5月31日の定例記者會見で、中米経済貿(mào)易関係をめぐる最新のコメントを発表した。人民日報海外版が伝えた。

高報道官は、米國のホワイトハウスがこのほど中國から輸入するハイテク製品500億ドル分に25％の関稅を課すとのコメントを発表したことについて、「米國は今というタイミングで中國を?qū)澫螭摔筏抠Q(mào)易投資制限措置打ち出した。中國はこの戦略的コメントを想定外だとも、想定內(nèi)だとも感じている」と述べた。

高報道官は続けて、「長らく、中國は相互利益?ウィンウィンの理念を常に堅持し、中米経済貿(mào)易関係の健全で安定的な発展を維持するとともに、世界経済の復(fù)興の流れを維持するよう努力してきた。中國は、中米経済貿(mào)易協(xié)力が両國國民に幸福をもたらすことを願っており、中米経済貿(mào)易摩擦が深刻化するのは見たくない。これと同時に、中國には中國國民の利益と國家の核心的利益を守り抜く自信があり、能力があり、経験がある。米國のこうした措置は世界貿(mào)易機関（WTO）の基本原則や精神に合致しておらず、中國は米國の振る舞いやその影響を真剣に評価して、適切な措置を執(zhí)る権利を留保する」と強調(diào)した。

高報道官は今後の中米経済貿(mào)易交渉への期待については、「中國の交渉のドアは常に開いている。今後數(shù)日の間に、米國のおよそ50人からなる作業(yè)チームが中國の作業(yè)チームと中米雙方の共同聲明の共通認識の具體的な実施について協(xié)議を進めることになる」と述べた。

また高報道官は、「中國は常に、中米は経済貿(mào)易分野で幅広い共通の利益と広大な協(xié)力の可能性を有し、小異を殘して大同につき、協(xié)力?ウィンウィンを達成するべきだと考えている。米國が中國と向き合い、共同聲明の共通認識の実施を積極的に推進し、中米両國の関連業(yè)界や消費者、両國の経済、世界経済が中米経済貿(mào)易協(xié)力の中から真に利益を得るようにし、両國國民と世界の人々に幸福をもたらすことを願う」と述べた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年6月1日