中國が自主開発した月周回軌道超長波天文観測小型衛(wèi)星「竜江2號」がこのほど、月周回軌道に入った。衛(wèi)星に搭載されているサウジアラビア製月小型光學(xué)イメージング探査裝置などのペイロードがすべて正常に稼働しており、月面の鮮明な可視光畫像を撮影した。これは中國?サウジ両國の「嫦娥4號」月探査プロジェクト中継通信衛(wèi)星任務(wù)國際協(xié)力プロジェクトにおける重要な成果だ。人民日報(bào)海外版が伝えた。
衛(wèi)星打ち上げ任務(wù)の國際協(xié)力の他に、中國は26カ國?地域と80件の輸出契約を結(jié)んでいる。通信衛(wèi)星13基、リモートセンシング衛(wèi)星10基の計(jì)23基を輸出している。これらを通じて、「衛(wèi)星が必要だが経費(fèi)がない」という數(shù)多くの國の夢を葉えた。
中國が2008年に打ち上げた「ベネズエラ1號通信衛(wèi)星」で、ベネズエラは初の衛(wèi)星を手にした。これによりベネズエラはそのインフラを大幅に改善させ、通信サービス料金を引き下げ、辺境エリアの人々に幸福をもたらしている。
2011年に打ち上げられた「ナイジェリア1R衛(wèi)星」は、ナイジェリアの通信関連分野で約15萬人分の雇用機(jī)會(huì)を創(chuàng)出した。ナイジェリアのブロードバンド利用者の費(fèi)用を毎年9500萬ドル以上削減し、アフリカ人の電話中継?データ交換料金を6億6000萬ドル以上削減した。
2015年に打ち上げられた「ラオス1號衛(wèi)星」は、ラオスと隣國に通信?テレビ放送事業(yè)を提供し、現(xiàn)在までに110番組の全國放送を可能にしており、これまで隣國の衛(wèi)星中継に依存していたラオス國內(nèi)のテレビ事業(yè)に変化をもたらした。
中國宇宙技術(shù)研究院の周志成チーフエンジニアは、「中國は長期的に國際宇宙事業(yè)の交流と協(xié)力を重視してきた。衛(wèi)星を輸出すると同時(shí)に、各種形式の技術(shù)交流と使用に関する研修を定期的に実施している。有人宇宙事業(yè)や深宇宙探査、宇宙科學(xué)などの分野でも、中國は幅広い國際協(xié)力を堅(jiān)持し続けている」と話した。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年6月22日
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