王素珍さんと董懐利さんは浙江省杭州市の繁華街で布製品の補(bǔ)修をしている親子。50歳の王素珍さんはこの業(yè)界で働くこと20年のベテラン、28歳の董懐利さんも幼い頃から母について技術(shù)を?qū)Wび、すでに働き始めて7年目となる。2人はその技術(shù)と確かな仕事ぶりで、多くの利用客から信頼を得ている。

この親子は7月1日、ベンツの布製ルーフを補(bǔ)修するため山東省青島市に飛んだ。車のオーナーはこの親子の「名聲」を耳にして仕事を依頼、交通費(fèi)と宿泊費(fèi)も負(fù)擔(dān)した上で、補(bǔ)修費(fèi)として1萬元（1元は約16.7円）支払ったという。布製ルーフは3ヶ所破けており、材質(zhì)も布の硬さも衣類とは異なるためその補(bǔ)修は困難を極めたという。2人は毎日7時(shí)間から8時(shí)間も立ちっぱなしで補(bǔ)修を続け、補(bǔ)修後のルーフはほとんどその破れが目立たない出來だったという。この安徽省出身の親子はその職人技ですでに杭州市に家を購(gòu)入しており、將來的には杭州市で店を開いて、補(bǔ)修の仕事を続けていきたいとしている。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年7月9日