ある自動(dòng)車(chē)教習(xí)所入口の守衛(wèi)をしている白さん(51)は広さ16平方メートルのプレハブに置かれた機(jī)に向かい、サインペンで畫(huà)用紙にネットで話(huà)題の重慶の観光スポットを描き続けている。仕事の合間を縫って絵を描いている白さんはこの1年で、有名な建築物や風(fēng)景を約20點(diǎn)を描き上げた。中國(guó)新聞網(wǎng)が報(bào)じた。

そのプレハブは守衛(wèi)室でもあり、売店でもある。白さんは窓際に絵を描くための機(jī)を置くスペースを作り、その後ろに置かれた棚には商品がびっしり並べられ、さらに棚の背後には白さんが休むベッドも置かれており、部屋中に物が詰まっている。

解放碑や重慶市人民大禮堂、洋人街、ライトレールの李子▲駅(▲は土へんに貝)など、ネットで人気の重慶の観光スポットを描いたイラストのコピーもプレハブの壁に整然と貼られており、商品がたくさん並ぶその部屋の中でも特別目立つ存在。取材中、飲み物を買(mǎi)いに來(lái)た自動(dòng)車(chē)教習(xí)所に通う教習(xí)生も壁に貼られたイラストを目にし、稱(chēng)賛していた。

白さんは取材に対し、「初めは原畫(huà)を壁に張っていたが、それを見(jiàn)て、譲ってほしいという人や、買(mǎi)いたいという人がたくさんいた。原畫(huà)は手離したくないので、コピーして壁に貼り、ほしいという人がいたらそれをあげるようにしている。そして、またコピーして、壁に張っている。買(mǎi)ってもらうほどの絵ではなく、それを見(jiàn)て、気に入ってくれる人がいるだけでとてもうれしい」と話(huà)した。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年9月3日