陝西歴史博物館で一般公開された「緑顔俑」

陝西省文物局が主催し、陝西歴史博物館と秦始皇帝陵博物院が運(yùn)営する「帝國(guó)の強(qiáng)兵――陝西國(guó)寶シリーズ特別展?秦跪射俑」がこのほど、陝西歴史博物館國(guó)寶ホールで一般公開された。うち秦兵馬俑の中で唯一見つかった跪射俑「緑顔俑」の前で、多くの見學(xué)者が足を止めた。中國(guó)文化報(bào)が伝えた。

この「緑顔俑」は1999年に、秦始皇兵馬俑2號(hào)坑北東部の跪射俑軍陣の中から見つかった。髪、髭、瞳が黒であることを除き、顔のすべてが顔料で緑に塗られており、極めて珍しい。その発掘?出土は學(xué)界でセンセーショナルを巻き起こした。専門家と學(xué)者はこの緑の顔が形成された原因について、研究と検討を続けている。同特別展は貴重な「緑顔俑」を展示するほか、大量の展示パネル、マルチメディア、交流技術(shù)などの手段により、跪射俑及び秦代の彫刻蕓術(shù)、軍事などの背景となる物語を深く掘り下げて解説する。見學(xué)者は近距離で兵馬俑の美しさと、秦文化の奧深さを感じることができる。

説明によると、跪射俑は秦弩兵の一種で、その出土は秦軍が冷兵器時(shí)代に弩兵という兵種を持っていた歴史的事実を十分に証明した?？脊刨Y料によると、秦俑は焼き上がった後に體全體に色が塗られる。2000年以上たった現(xiàn)在も、圧倒的多數(shù)の秦俑に色が塗られた痕跡を確認(rèn)できる。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年9月5日