北斗測位システムやIoTなど一連の新型裝置?技術(shù)が近年、寧夏回族自治區(qū)の農(nóng)業(yè)で応用されている。従來の耕作とはまったく異なる生産方法を生み出し、農(nóng)作業(yè)における新たな光景になっている。新華社が伝えた。

夏の半ば、寧夏回族自治區(qū)呉忠市利通區(qū)塔灣村の畑から、モーター音が伝わってきた。大型農(nóng)機(jī)がゆっくりと通り過ぎ、各種工程を一度に完了する。しかし驚くべきことに、この農(nóng)機(jī)に運(yùn)転手はおらず、すべて機(jī)械によって自動的に行われていた。

呉忠市の伊禾農(nóng)機(jī)作業(yè)サービス有限公司の責(zé)任者である譚振竜氏は、驚いた様子の記者に、「農(nóng)機(jī)には北斗デバイスが取り付けられており、『天の眼』を取り付けたようなものだ。準(zhǔn)備作業(yè)をするだけで、機(jī)械が自分で道を見分け、経験豊富なベテラン運(yùn)転手よりも上手に運(yùn)転する」と笑いながら説明した。

これは決して誇張ではない。農(nóng)機(jī)が自動で作り上げた畔は正確に測量したようで、まっすぐかつ平行で、高さも幅もほぼ一致している?，F(xiàn)地の農(nóng)業(yè)技術(shù)者の測量によると、北斗測位技術(shù)を搭載した農(nóng)機(jī)の作業(yè)の誤差は2000メートル當(dāng)たり5センチ以內(nèi)で、人の手による作業(yè)よりも正確だった。

寧夏回族自治區(qū)石嘴山市平羅県の塞上春農(nóng)産品物流有限公司の栽培基地で、ウリ科を栽培する300棟以上のハウスが日差しを浴びて輝いていた。栽培基地の入口に設(shè)置された大型ディスプレイには、ハウス內(nèi)の気溫、相対濕度などの情報(bào)がスクロール表示されている。モニタリング室で、同社の責(zé)任者である王浩氏は攜帯電話を使い、高畫質(zhì)カメラを操作してハウス內(nèi)の作物の成長具合をチェックしていた。

王氏が、「IoT設(shè)備で各種生産データを正確にチェックするほか、巻上ブラインド、水やり、気溫調(diào)節(jié)、CO2濃度調(diào)節(jié)などを攜帯電話で実行できる」と言いながら攜帯電話を操作すると、隣のハウスの巻上ブラインドがゆっくりと下ろされた。王氏によると、IoT技術(shù)により生産管理がより科學(xué)的になり、マンパワーを大幅に節(jié)約できる。以前は作業(yè)員1人が1、2棟のハウスしか管理できなかったが、現(xiàn)在は10棟でも余裕をもって管理することができるという。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年9月10日