中國稲研究所北方稲研究センターが28日、黒竜江省の三江平原中心地に設(shè)立された?？萍既?qǐng)?bào)が伝えた。

三江平原にある黒竜江省寶清県になぜこの國家級(jí)研究センターを設(shè)立するのかという點(diǎn)について、中國農(nóng)業(yè)科學(xué)院の唐華俊院長は、次のように説明している。

黒竜江省は全國最大のうるち米栽培地域であり、中國で緯度が最高の稲作地域でもある。2016年の稲栽培面積は全國の10.6％を占める3.2萬平方キロメートル、生産量は10.9％を占める2255萬トンで、いずれも全國10分の1のシェアを占めている。特に黒竜江省の稲の商品化率は70％前後で、北京市、上海市、浙江省、広東省などの主な販売先の食糧保証に対して重大な意義を持つ。また中國の1人あたりの平均年間うるち米消費(fèi)量は、この15年間で25キロから35キロ以上に増えている。「黒竜江大米」や「五常大米」などのブランドは、全國の市場(chǎng)で評(píng)判が良く、商品力が強(qiáng)い。第二積溫帯と第三積溫帯の間に位置する寶清県は、全國で重要な商品食糧生産拠點(diǎn)となっている。ここを研究拠點(diǎn)とし耐寒性の高いうるち米の品種を栽培し、直播機(jī)械や精量穴直播技術(shù)などの研究開発を強(qiáng)化するのは、國家戦略の重大な需要を見據(jù)え、東北地區(qū)の稲産業(yè)の発展に関する重大な科學(xué)技術(shù)問題を解消することを目的としている。

唐氏は同センター設(shè)立後、中國稲研究所と海南南繁センターと共に「一所」＋「南北両センター」という相互補(bǔ)完構(gòu)造を形成すると表明した。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年8月29日