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現(xiàn)在、外出する際、財(cái)布を持ち歩かないことがすっかり習(xí)慣付いてしまっている。將來(lái)的には外出時(shí)に身分証明書(shū)などを攜帯しなくても大丈夫になるかもしれない。江蘇省政府は28日、支付寶(アリペイ)と提攜して開(kāi)発したミニプログラム「江蘇政務(wù)」2.0バージョンにおいて、電子版の結(jié)婚証を全國(guó)で初めてリリースしたことを正式に発表した。北京青年報(bào)が伝えた。
江蘇省ですでに婚姻屆を提出している夫婦は、アリペイの「江蘇政務(wù)」を検索してアクセスし、「私のカード」で顔認(rèn)証をすれば、すぐに実際に発給されている結(jié)婚証に対応した電子結(jié)婚証を取得することができる。
中國(guó)において、結(jié)婚証の用途は単に婚姻関係を証明できるだけにとどまらず、住宅を購(gòu)入する際のローンや不動(dòng)産立ち退き、不動(dòng)産の名義変更、遺産相続、財(cái)産の公証といった様々なシーンで必要となる。また重婚や「愛(ài)人を囲う」といったような婚姻関係にトラブルが生じ、相手を訴えたい場(chǎng)合も、結(jié)婚証は欠かせない。しかし結(jié)婚証を取得した後、そのままどこにしまったか忘れてしまい、手続きなどで急に結(jié)婚証が必要になった時(shí)になって、あちこち探しても見(jiàn)つからないという人も少なくない。
電子結(jié)婚証さえあれば、そうした心配も無(wú)用となる?,F(xiàn)在、電子結(jié)婚証に関してはすでに結(jié)婚証再発行予約や婚姻屆情報(bào)チェックといったサービスの提供をスタートさせており、さらに様々なシーンでのアプリケーションを現(xiàn)在開(kāi)発中だ。將來(lái)的には電子結(jié)婚証がオンライン?オフラインにおいてさらに多用されるようになるとみられており、オンラインでの出生屆や戸籍の移転、不動(dòng)産購(gòu)入ローンといった業(yè)務(wù)に活用されることになるだろう。
しかし同省の夫婦の全てがこの電子結(jié)婚証を取得できるわけではなく、一定の取得條件を満たす必要がある。取得できる対象や規(guī)則の詳細(xì)に関しては、ミニプログラム「江蘇政務(wù)」2.0バージョンで確認(rèn)することができるほか、ホットライン12345でも問(wèn)い合わせすることができる。
証明書(shū)の電子化は一種の発展の流れとなっており、アント?フィナンシャルの副総裁は、「アリペイを通じて市民向けに電子社會(huì)保険カードや電子運(yùn)転免許証、電子通行証といった各種電子版証明書(shū)を発行している都市はすでに少なくない。將來(lái)的にはさらに多くの都市や機(jī)関と協(xié)力し、より多くの市民にこうしたサービスを提供していく計(jì)畫(huà)だ」としている。
こうした便利なサービスについて、最後にネットユーザーから寄せられたコメントを一言。
「電子結(jié)婚証はどうやったら取得できるのかは分かったから、アリペイはついでに結(jié)婚相手も『発給』してくれないかなぁ?」(編集TG)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年9月29日
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