中國航天科技集団副社長の楊保華氏は29日に北京市で、長征5號遙3ロケットが今年7月中?下旬に再発射を遂行し、遙4ロケットが年末に月探査機「嫦娥5號」を打ち上げる計畫だと発表した??萍既請螭瑏护à?。
同社が同日開いた記者會見への取材によると、同社は昨年37回の宇宙船打ち上げ記録を樹立したことに続き、今年は30回以上の打ち上げを目指し、50機以上の宇宙船を打ち上げる予定だ。長征5號、嫦娥5號、北斗3號、高分7號などの「大物」が揃い踏みとなる。
楊氏によると、中國宇宙ステーション各モジュール打ち上げ任務を擔當する長征5號Bロケットは現(xiàn)在、試作品の開発段階に入っている。長征5號エンジンの故障原因が判明したのに伴い、長征5號Bロケットの開発が正常な軌道に乗っている。筆者の取材によると、長征5號Bロケットは1段半の構(gòu)造を採用する。離陸重量は837.5キロ、近地球軌道への輸送能力は22トン以上。同ロケットは中國宇宙ステーションコア技術(shù)検証段階で初発射される。
中國は今年さらに立體観測衛(wèi)星「高分7號」を打ち上げ、高分解能特別プロジェクトの全面的な建設(shè)に向け確かな基礎(chǔ)を築く。第五研究院高分7號衛(wèi)星総體主任設(shè)計士の趙晨光氏によると、同衛(wèi)星は中國初の民間用準メートル級高分解能光伝送型立體測量衛(wèi)星で、主に中國の1:1萬スケール立體地図の生産、より大スケールの基礎(chǔ)地理情報製品の更新に用いられる。雄安新區(qū)の建設(shè)、冬季五輪會場の候補地選択、「一帯一路」(the Belt and Road)重點プロジェクトなど、中國の重大特別プロジェクト、國土計畫、経済?國民生活の建設(shè)に使用できる。かつて多くの測量士が自ら山と水を渡り數(shù)年の時間を費やしていた仕事が、この衛(wèi)星ならばわずか數(shù)分で出來上がる。
デビューから6連勝中の長征11號ロケットは今年の中頃、中國のロケットとして初の「海上デビュー」を果たす予定だ。航天科技集団第一研究院長征11號ロケット副総指揮の金キン氏(キンは金が3つ)は「この任務は黃海の海域で実施を予定しており、出港後1週間內(nèi)での打ち上げが可能となっている。同ロケットは波がかなり高い狀況での輸送、やや波がある狀況での打ち上げの能力を持つ。海上打ち上げの実施により、日増しに拡大する低傾斜角小型衛(wèi)星の打ち上げの需要を満たすことができる。打ち上げ場所をフレキシブルに選択でき、その多くが公海であることから、周辺の安全性の問題を効果的に解消できる。海上打ち上げのコア技術(shù)の確立により、再利用ロケットの海上回収などの技術(shù)を発展させる基礎(chǔ)を固めることができる」と説明した。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年1月30日
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